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デジタルコンテンツを自前のwebショップで販売する

2023年1月3日

情報には価値がある!
インターネットを介してコンテンツビジネスを始めたい方に向けて販売方法をまとめました。

ダウンロード販売を始める

デジタルコンテンツ販売ビジネスを始めたいけど、どうすればいいのか分からない‥このような悩みを抱えていませんか?
作った商品の販売方法が分からない方は本記事を参考にコンテンツビジネスを始めてみましょう。

CD・DVDなどの記録媒体からデジタルコンテンツ化されてデジタルコンテンツの需要は伸びています。
特定ジャンルに特化した知識を持った人は時代の流れに乗り収益が得られるコンテンツ販売をしない手はありません。

デジタルコンテンツ(電子データ)にはどんな種類があるのか?

  • テキストコンテンツ
  • 音声コンテンツ
  • 画像コンテンツ
  • 動画コンテンツ

大まかに分けると上記のようになります。

ダウンロード販売サイトの始め方
基本的に自作のデジタルコンテンツを販売するには大まかに分けると、『コンテンツ販売サービスを利用する』『webショップ開業サービスを利用する』『自作でサイトを作成して販売していく方法となります。

末長くデジタルコンテンツの販売を続けるためにも販売方法は重要です。
下記では、それぞれの販売方法の特徴を分かりやすく紹介していきますので参考にしてください。

デジタルコンテンツ販売サービス

ご紹介するサービスには、それぞれ強みがあったり多種多様となっていますのでしっかりと確認しておきましょう。

コンテンツ販売サービスを利用する

まず最初に紹介したいのが有名どころのサービスに出品する方法です。

写真集、動画、音楽といった販売できるデジタルコンテンツを既にお持ちなら、すぐにでもサービスを利用して販売を始めることもできます。

知名度も高く信頼感があるので、集客に強く一番売れる可能性が高くなることから特に初心者におすすめです。

以下の2つのサービスは特に電子書籍という形で販売したい方におすすめ。

Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)

自分で書いた本を誰でも簡単に「Kindleストア」に出版できるサービス(電子出版・紙書籍出版)です。

自身で販売価格の設定が可能で、紙書籍は一律60%、電子書籍は最大70%のロイヤリティを受け取ることができます。

楽天Koboライティングライフ(KWL)

Amazon同様、楽天グループが提供している電子書籍出版サービスとなりますが紙書籍の出版はできません。

ロイヤリティは定価が298円までは45%、299円以上は70%(KDPセレクトに登録する必要あり)となります。

「情報商材」の販売におすすめ

infotop

デジタルコンテンツや物販商品を売買、アフィリエイトができるサービスで株式会社ファーストペンギンが運営しています。

取り扱っているジャンルも幅広く集客力がありますが、コンテンツ販売者(インフォプレナー)の審査は厳しく参入障壁が高めとなります。

海外販売も視野に入れている方

Gumroad

Gumroad(ガムロード)は米国発のデジタルコンテンツを販売できるウェブサービス。

使い方は難しいこともなくとても簡単。
公開まで時間がかかることもなく、作成したデジタルコンテンツをアップロードし後は値段を決めれば販売していくことができます。

「知識・スキル・経験」など

note

note(ノート)はクリエイターとしてデジタルコンテンツを販売することができます。
2014年のサービス開始以来、個人だけでなく多くの法人も利用している人気プラットフォームとなっています。

なお、イラストや写真・動画を素材として販売したい方は別記事で紹介しています。

【参考記事】
【参考記事】

「自分のお店を持つ」ことにこだわりがある方は下記を参考にしてください。

webショップ開業サービスを利用する方法

インターネットでお店を作るのにASP型ネットショップを利用するとネットショップを簡単に始められます。

デジタルコンテンツの販売に必要な機能も揃っていておすすめのwebショップ開業サービス(ASPカート)を紹介したいと思います。

手数料・決済方法などを比較

自作で販売サイトを作成する方法

自作のサイトを作成して販売するには、0からHTML・CSS・PHPなどのプラグロムでWEBサイトの構築を行う方法(フルスクラッチ)もありますがハードルが高くなります。
そこで個人の方で費用を抑えて作成する場合、wordpressを使うのが一番簡単な方法なのでこちらを紹介したいと思います。

※簡単な方法とはいえ、知識が必要なためこれまでにWordPressを利用したことがありカスタマイズに慣れている方向けと言えます。

大きなメリットとして、自分のサイトで販売すれば販売手数料を取られることがないことでしょう。

※レンタルサーバー・ドメイン代が必要になります。

【参考記事】

商品の提供方法は、
ダウンロード系(PDF・ZIPなど様々なファイル形式)、ストリーミング、継続課金、ページ単位での販売といったことが挙げられます。

それでは、デジタルコンテンツ販売によく利用されているwordpressテーマ・プラグインをいくつか紹介していきます。

テーマ

wordpressでサイトを作成するにはWEBサイトを簡単に構築できるテーマを使用するのが一般的です。
いくつかのテーマをご紹介しますので自サイトでeコマースを開始する方はご参考にしてください。

TCDのデザインテンプレート

自身が所有するサイトであれば複数サイトに利用可能な有料の高機能テーマ。

  • 圧倒的な機能
  • 美しく洗練されたデザイン
  • レスポンシブデザイン対応
  • オンラインマニュアルなどサポートも充実

決済手段はクレジットカード・PayPal・銀行振込となります。

ワードプレステーマ「Ankle」(tcd092)
価格19,800円(税込)
対象中級~上級者
公式デモサイトを見る

直感的に利用でき、自由度も高い「Ankle(アンクル)」。

ワードプレステーマ「GLAMOUR 」(tcd073)
価格39,800円(税込)
対象中級~上級者
公式デモサイトを見る
ワードプレステーマ「ICONIC」(tcd062)
価格39,800円(税込)
対象中級~上級者
公式デモサイトを見る

大規模なショップも構築できる「GLAMOUR」、ブログ機能が充実した「ICONIC」は、質の高いショップ運営を目指している方におすすめ。

ワードプレステーマ「EGO.」(tcd079)
価格39,800円(税込)
対象中級~上級者
公式デモサイトを見る

構築できるECサイトの幅広さが売りの「EGO.」。

コストを抑えたい方におすすめ。
ワードプレステーマJapacart
価格¥13,200 (税込)
対象中級~上級者
公式デモサイトを見る

WooCommerce(ウーコマース)に対応。
日本向けに使いやすくしているので初心者の方にもおすすめです。

ここでご紹介したものは、ほんの一例となります。
テーマについては下記のリンクで紹介している内容も参考にしてみてください。

プラグイン

wordpressで作成したWebサイトにEC機能を追加できる便利なプラグインをいくつか紹介します。
デジタルコンテンツも簡単に販売することができるのでおすすめです。

下記で紹介するEC機能を追加できるプラグインを導入するにあたって、導入したいプラグインに対応しているテーマを利用する必要があります。
wordpressで自作で販売サイトを作成する前に利用するテーマが対応しているか確認をしておきましょう。

※決済システムを導入するには各決済代行サービスに申し込みしなければいけません。

WooCommerce

利便性が高く世界中で利用されているEC機能を追加できるプラグイン。

標準で搭載されていない決済方法の追加など状況によって必要になる機能は追加で「プラグイン」をインストールする必要があります。

Easy Digital Downloads

ダウンロード販売に特化したプラグインで標準で「Stripe」「PayPal」「Amazon Pay」に対応。

有料の拡張機能を追加することで他の支払い方法も追加できます。

Welcart e-Commerce

2009年にリリースされた国産のプラグインでこれまでに多くのECサイト運営者に利用されています。

標準で備わってない機能が必要な場合、有料の拡張機能を追加していく必要があります。

codoc

codoc(コードク)は、

  • 特定の記事・画像・動画等を単体販売
  • 買い切り型の「都度課金」、定期的に料金を支払う「サブスクリプション」
  • 投げ銭型の「自由課金」

有料化機能をつけられるプラグイン。
WordPressで構築されたサイト以外のブログサービスなどでも配信用のタグを掲載するだけなので、codocを利用する方法が一番簡単にデジタルコンテンツ販売を始めることができます。

デジタルコンテンツ販売でよく利用される機能を比較

機能WooCommerceEasy Digital DownloadsWelcart
ダウンロード販売有料プラグイン
商品管理
会員管理
受注管理
自動継続課金有料プラグイン有料プラグイン有料プラグイン
クーポン発行機能有料プラグイン
メルマガ配信×××
デジタルコンテンツ販売に必要な機能比較表

※○はデフォルトで備わっている機能。
※他にも必要な機能がある場合、無料・有料の拡張機能を追加していくことで対応できる場合もあります。

ポイント

特に国内で人気があるのは、「Welcart」「WooCommerce」となっています。
利用者も多いので分からないことが発生しても検索すれば簡単に調べる事が可能なのでおすすめです。

注意しておきたいのが、セキュリティです。オープンソースなので改ざんリスクも高くセキュリティ対策は必須です。
wordpressでECサイトを構築する方は慎重に検討するようにしましょう。

合わせて読みたい

集客はどうやるのか?

特に「webショップ開業サービス」「自作サイトを作成」で販売していく時に問題になるのが集客をどうするかです。
下記の手法は集客の武器になることに違いないので、うまく活用していきましょう

  1. SEO(検索エンジン最適化)
    • 検索エンジンで検索した時に上位に表示させることで、自サイトに集客する方法です。
  2. SNS
    • InstagramやTwitter、YouTubeなどのSNSは、アカウントが無料で作成できるので今では定番のPR方法として活用されています。
  3. 広告出稿
    • 予算があるならばWeb広告に出稿するのも一つの手法です。
      例えば、アフィリエイターにブログで紹介してもらうことで集客効果が見込めるようになります。

紹介したのはほんの一部ですが、このように収益を上げていくためには様々なマーケティング施策を行う必要があります。
頑張って集客に成功すれば、商品を買いたいと思ってくださるお客様が増えていくことでしょう。

デジタルコンテンツ販売のメリット・デメリット

オンラインでデジタルコンテンツを販売するメリット・デメリットは下記のようなものがあります。

メリット
  1. コストが掛からない
    • 通常の物販系ECサイトとは異なり、無形商材でオンラインで提供するダウンロード販売のため繰り返し販売が行えるので基本的に仕入れや発送する必要がなく、決済から商品の受け渡しまで全て自動化できる。
  2. 利益率が高い
    • コストが比較的低く済むうえ、一度作ったものを売り続けることができることから利益率が高い。
      うまく欲望に訴えられることができれば、成功に繋がるでしょう。

主に上記のようなメリットが挙げられます。

デメリット
  1. 複製されやすい
    • 電子データは容易に複製可能。対策としてウォーターマーク(透かし)入れたりDRMの導入など何らかの対策が必要になります。
  2. 信頼関係が築きにくい
    • 対面で販売するのとは異なり、オンラインのみ販売は深い信頼関係を築きづらい傾向があります。

主に上記のようなデメリットが挙げられます。

デジタルコンテンツ作成時に注意すること

これからデジタルコンテンツを作って、売ってみたいと思っている方は下記のことに気を付けましょう。

  • 著作権
    • 他人の作成した商品の権利侵害をしないように注意しましょう。
  • 情報商材
    • 特定商法取引法では通信販売における「誇大広告」を禁止しています。
      『誰でも簡単に稼げる』などの誇大広告を行なうとトラブルに巻き込まれる可能性がありますので行わないようにしましょう。

上記のことに注意しデジタルコンテンツ作成にトライしてみてください。

デジタルコンテンツ販売の流れをおさらい

デジタルコンテンツを作成

得意なことを商材にする。売れている商材を参考にすると、どのジャンルをターゲットに販売していくかヒントになるでしょう。

販売する方法を決める

本記事を参考。

WEBサイト(ブログ)・SNSなどで集客

様々なWEBサービスを使って積極的にPRしていきましょう。

WEBの専門的な知識と技術を学び、資格の取得を目指すことでステップアップできることをご存知ですか?

資格の習得を目指しませんか?

「自前のwebショップで販売」まとめ

コンテンツビジネスの販売していくときに生じる疑問を解決することができましたでしょうか。

これから販売していきたい方は参入するジャンルを決めて最初は「コンテンツ販売サービス」「webショップ開業サービス」から始めていき、実績を積み上げ慣れてきたら自前のwebショップで販売する方法にチャレンジしていく方がいいでしょう。

以上となります。
作るのも、売り上げを上げていくのも大変ですが「欲しい」と思って貰える良質なデジタルコンテンツを提供することで、購入者に感謝されることでしょう。

各サービスにはそれぞれ特徴があるので自身で最適なものを見つけてデジタルコンテンツを上手に販売していきましょう。

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